【持ち家or賃貸】メリット等比較する以前に必要なこと。
新年度が明けて、
間もなくゴールデンウィークですね。
子どものPTAのことや、
授業参観から家庭訪問等、
年度の始まりは行事がいっぱいです。
さて、
久々にお会いした知人との会話の中で、
持ち家を買うことと賃貸に住み続けることの議論がありました。
年齢も年齢なので、
同世代の方々との会話の中では、
必ず【持ち家?or賃貸?】というような会話になりがちです。
持ち家と賃貸とのメリットの比較については、
他のサイトに詳しく書かれていることが多いと思いますので、
省略しますが・・・、
個人的な結論から言えば、
持ち家を購入するということは、
デメリット以外考えられません・・・。
何故か?
日本の現状を考えてみると、
火を見るより明らかです。
少子高齢化が進み、
空き家も多くなってきていて、
人口が減少傾向にあるにもかかわらず、
それでもなお、
新築で持ち家を、
『夢のマイホーム』と言いながら、
30年前後の住宅ローンを組んで購入する行為・・・。
その『夢のマイホーム』の価値が、
毎年毎年上がっていくのであれば、
”投資”という意味でも賢い買い物かもしれません。
しかし、
ほとんどの『夢のマイホーム』は残念ながら、
価値が下がっていきます。
それなのに、
住宅ローンで購入するということは、
如何でしょうか?
ちなみに、
毎年よく訪れるシンガポールでは、
淡路島ほどの土地に、
約550万人住んでいて、
海外からの企業や、
優秀な人材がどんどん集まってきます。
六本木ヒルズのような、
タワーマンションがいっぱい建ち並んでいます。
聞くところによると、
3LDKの間取りで、
日本円換算で3億円前後からとのこと。
しかし、
新築タワーマンションが建設されれば、
そこに街をつくるべく、
その周辺が少しずつ整備され、
数年後には、
購入金額の2倍に価値が上がるなどということも、
普通にあるそうです。
名古屋で3LDKの新築マンションの相場は、
場所にもよりますが、
5000万円前後でしょうか?
しかし、
価値が上がるのかといえば、
そんなことはありませんね。
現在の日本の状況を鑑みて、
持ち家の購入は、
一戸建てだろうがマンションだろうが、
決しておススメできません。
そういう自分も、
賃貸です。