【プライベートバンカー】カネ守りと新富裕層を勝手に書評。
書店に行ったら、
とても目に入ってきたので、
手にとって読みかけた。
まず著者を見てみた。
『 清武英利 』
『 清武 』という名字は珍しい。
サッカー日本代表の現在はスペインリーグのセビージャ(だった気がする)で活躍している『 清武 』は有名だけど、
もう一人、
『 清武 』と聞いてピーンときた人は情報ツウ?
僕も気になりながら、
著書のプロフィールを見てみた。
清武 英利
1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり 山一證券 最後の12人』(現在は講談社+α文庫所収)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
↑ アマゾンより引用しました。
以前、
巨人のナベツネに反旗を翻した、
あの清武さんでした。
ちなみに『 清武英利 』で検索すると、
ウィキペディアが出てきますが、
『 清武の乱 』もウィキペディアに出てきて少し笑えます・・・。
そうそう、
この本の内容ですが、
取材を基にした実名で何名か出ているとのこと。
シンガポールでは有名な事件の話であったり、
日本では考えられない金融の仕組みやスキーム等々、
金融に携わった身の自分には、
面白くて仕方ない内容です。
節税についても多少描かれていますが、
具体的なノウハウ本ではないので、
簡単な概要だけ描かれています。
自分の身の回りでも、
シンガポールの最前線で仕事されている方もいらっしゃいますし、
逆に、
若くして引退(リタイヤ)し、
別の使命・天命のために活動している方もいらっしゃいますので、
割と身近に感じる内容でした。
少しでも金融に興味があったり、
携わっていたり、
シンガポールに行ったことがあったり、
興味があったりする方には、
とても面白い内容だと思います。
『 清武の乱 』についての関連動画がありましたので、
掲載してみました。