【生命保険】支払い月9万円で家計の約2割という内容を考えてみる。
【生命保険】支払い月9万円・・・、
という内容の記事が、
ヤフーニュースにupされていました。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170819-00000016-mai-bus_all
生命保険で、
毎月9万円とはどういうことなのか?
記事を簡潔にまとめると、
結婚を機に夫婦それぞれ生命保険を見直しを検討するため、
来店型の保険代理店へ。
妻は加入していた生命保険を見直し、
夫は未加入だっため加入することに。
妻の生命保険は、
掛け捨てだったのを貯蓄型に。
夫も貯蓄型の生命保険に加入。
そして、
結果的に毎月9万円(家計の約20%)の保険料支払いのため、
貯蓄(貯金)ができないという現状・・・。
これには、
いくつかの問題点がありますが、
一番の問題は、
日本人のお金に関する知識(マネーリテラシー)を、
養わないといけない気がします。
義務教育から高校、
そして大学への受験に関する勉強ができる方は、
多いかと思います。
しかし、
そのような優秀な方でも、
お金に関する知識や、
日本全体の経済状況、
それに関わる世界経済の知識、
等々、
知識に偏りがあったり、
総合的に知識が浅かったり・・・、
そんな方々が多い気がします。
マネーリテラシーを身につけないと、
最近多い、
ビットコイン等の仮想通貨(暗号通貨)の投資話や、
投資詐欺話に引っ掛かったりしてしまいます。
大人になっても、
勉強しないといけませんね。
そして、
そういう方々が多いので、
来店型の保険代理店が多く存在している気がします。
昔は良かった・・・
貯蓄型生命保険の金利(予定利率)が良かった一昔前であれば、
それも選択肢の一つなのかもしれません。
貯蓄型の生命保険の金利が良い、
というイメージが未だに残っているのかもしれませんが、
約10年で預金2倍になるという時代は、
かなり前に崩壊しているにもかかわらず、
未だにそのような雰囲気が日本では見受けられます。
ゼロ金利が始まったのは、
1997年だったと記憶していますが、
それから約20年経過しようとしている今現在は、
ゼロ金利どころかマイナス金利です・・・。
日本人は効率や手間を優先する傾向(個人的な感覚です・・・)があるような気がしますが、
今の時代、
生命保険と貯蓄を兼ね備えるようなことは考えない方が宜しいかと思います。
結局のところ、
どっちつかずの中途半端になってしまうからです。
生命保険と貯蓄(貯金)とは、
別物として切り離して考えられた方が宜しいかと・・・。
このご夫婦の場合は、
お子様が生まれたら、
また見直さないといけないと思いますが、
一旦解約し再度、
掛け捨て型に加入。
万が一の保険金額を必要最低限にすることで、
その残りを貯蓄(貯金)できますね。
昔あった、
テレビ + ビデオ = テレビデオ
というモノがありましたが、
貯蓄型生命保険は、
テレビデオのようなモノと考えてます。
実際に、
テレビは観れる状態なのに、
ビデオが壊れました。
修理に出すには、
本体そのものを修理に出さなければなりません。
でもその修理に出している間は、
テレビもビデオも観れません・・・。
ということで、
ビデオデッキを別に買っ(てもらっ)た記憶があります・・・。
そういう意味で、
中途半端でした・・・。