【君の名は。】聖地の御神体とパラレルワールドとRADWIMPSについて。
ここ最近、
平日昼間に1カ月に2回ほど映画を観ようと決意したので、
今回はこれを観てきました。
ジブリ以外のアニメ作品で興行収入が100億円を超えた!
と話題になっていたのと、
この東海地方に聖地がある!
と聴いたので・・・。
それで感想をいろいろと綴ろうと思います。
まず方言。
飛騨高山に友人が居るので、
「〇〇やさ~。」
とかは心地よい。
「〇〇やよ。」
も聴き馴染みがあって暖かさを感じた。
その次に、
描写については、
おそらくJR名古屋駅であろう構内が非常によく描かれているし、
電車も『美濃太田』行きを表示されていたり、
電車内の座席もとてもよく描かれていて、
とても感心してしまった。
『糸守』という地名は架空の地名だと思うけど、
瀧と奥寺先輩がデート中に歩いているシーンに『飛騨高山』の写真が飾ってあって、
瀧がその写真を基に飛騨高山へ行くことになる。
といっても、
JR高山駅ではなく、
描写としてはJR飛騨古川駅と言われている。
実際、
飛騨高山には湖は無く、
その湖のモデルは長野県の諏訪湖らしいとのこと。
『糸守』という地名は『石徹白(いとしろ)』ではないか?
とも噂されています。
石徹白はスキー場があって、
ダイナランドとかウィングヒルズとかへはよく行ったな~。
名古屋方面からだと、
高山まで行くと戻る格好になるので、
郡上八幡から北上したほうがいいかも。
当然、
隕石が落ちて出来た湖はありませんよ。
映画に出てくる御神体は、
もしかしたら、
石徹白の大杉なのかもしれません・・・。
(勝手に推測してみた)
しかも、
すぐ近くに神社もあります。
他のネットでザワついている情報としては、
東京の青ヶ島だと噂されていますが、
真相は不明です。
音楽は、
RADWIMPS(ラッドウィンプス)が担当というか、
新海誠監督からの要望でRADWIMPS(ラッドウィンプス)になったとか。
鳥肌が立つシーンと音楽。
RADWIMPS(ラッドウィンプス)といえば、
「おしゃかしゃま」はとてもインパクトがあって、
それ以来、
RADWIMPS(ラッドウィンプス)に注目するようになった。
最近(といっても数年前?)では「会心の一撃」がノリが良くて聴いていました。
RADWIMPS(ラッドウィンプス)といえば、
ヴォーカル・ギターの野田洋次郎の多才ぶりが話題になっていたりします。
(ほぼ全ての楽曲の作詞作曲を担当。)
俳優として新人賞受賞や、
ソロプロジェクトもさることながら、
やはり、
「おしゃかしゃま」の曲のインパクトはとてつもなかった。
これは、
『いきのもがかり』の3人も認めていて、
メジャーデビューや出身地に共通点があり、
言い意味でライバルだと話していた気がします。
映画の世界観も、
RADWIMPS(ラッドウィンプス)の野田洋次郎の才能を最大限に活かされ、
相乗効果になっていると思う。
ネタバレになるけど、
パラレルワールドとして描かれている世界観、
時間軸が同時並行に描かれる世界がある。
一つは、
糸守の住人が彗星により被害を受け亡くなる世界と、
もう一つは、
糸守の住人が彗星による被害を回避する世界。
その他、
「3年」というキーワードが関係する過去との世界。
この世界観については、
自分は体験したことがないけれど、
常に選択の連続で【今】が存在し、
「あの時、あの選択をしていたら、今はどうなっているだろう?」
と思う時がある・・・。
【あの時】の違う選択の世界も、
実は別次元で存在している・・・。
量子力学的にも存在が証明されている・・・?
とにかく、
ジブリ以外のアニメ作品で興行収入100億円突破は伊達じゃない!
とても切なくなるSFファンタジー作品。
じぶんの中で、
『サマーウォーズ』と同等以上に感動した作品の1つになったことは間違ない!