昨年末、先輩の死をきっかけに【生きがいの創造】を読み返してみた。
昨年末のスマスマ(SMAP×SMAP)最終回の日は、
空いた時間を見つけて年賀状作成に勤しんでいました。
その翌日の12月27日は朝起きると、
前日のスマスマ(SMAP×SMAP)最終回の様子を各メディアが一斉に報道していましたね。
そんな朝の7:24分にLINEが入りました。
8年前に約3年ほど仕事でお世話になった先輩が事故死・・・。
12月27日通夜、
12月28日告別式。
43歳という若さでした。
喪主は結婚3年の奥様が務められました。
遺影となってしまった写真の笑顔がとても爽やかで、
本当に信じられませんでした。
その先輩は、
人を楽しませることが大好きで、
世話好きで、
年下や後輩からは”いじられキャラ”だったのですが、
怒った姿やキレたりムッとしたりした態度を見たことがなく、
常々、
「心の広い人だなぁ~」
と感じていたのを、
つい昨日のように思い出した。
そんな先輩の死をきっかけに、
この本を読み返してみた。
著者である経済学・経営学の教授の飯田史彦氏が、
経営者が求める従業員の労働意識の向上について、
小手先のテクニッテクではなく、
「働きがい」から「生きがい」や「幸せ感」について調べるうちに、
欧米や日本の多くの科学者や大学教授が研究報告されている成果や例を踏まえて、
死後の世界や、
生まれる前の世界、
前世や過去世(前前前世?)のことを認めることにより、
人間の生き方が変わったり、
どのように生き方が変わるのか?
という内容になっています。
先輩は、
結婚して3年の43歳という若さで、
誰からも嫌われることがなく、
逆に慕う人が多いのに、
奥様とお母様を残して亡くなってしまったのか?
人それぞれに運命や使命というものがあるのなら教えて欲しい。
先輩の死をどのように受け止めたらいいのか?
そんな想いが頭から離れずに読み返してみた。
その中で、
若くして亡くなる理由
という項目がある。
そこには、
若くしてこの世を去る人々は、
既にこの世での目的を果たしてしまったためか、
若くしてこの世を去ること自体に目的があり、
その家族や周りの人への特定の大きな意味を持っている。
(親や家族や周りの人の精神的な成長を早めるのだそう。)
それ以外にも、
様々な項目や、
研究報告が掲載されており、
読み進めていると、
例えば、
原因不明の喘息は、
過去世で息ができない状態で最期を迎えてしまったため現世で喘息となって現れており、
その治療には、
その状態(息ができない状態での最期)を退行催眠で思い出すことによって症状が和らいだり治まったりする、
とか、
故人と会話や遭遇できる方法や研究結果の報告が掲載されていたり、
故人の死を悲観するのではなく、
常に故人を思い偲ぶことが良い、
という内容が多岐に渡り濃い内容で掲載されている。
しかし、
若くして亡くなった故人の
残された家族としては、
気持ちの整理がなかなかつかない・・・。
頭では理解できたとしても・・・。