消費税増税が延期(先送り)になった理由と影響を考えてみた。
先日、
安倍総理が現在の消費税8%から10%への増税を延期(先送り)にすると発表されましたが、
この理由と影響を考えてみました。
まずは、
7月10日の参議院選挙への自民・公明の獲得票を伸ばす狙いが大きいと考えます。
この時期に、
「消費税を予定通り増税します!」
と明言してしまうと、
有権者の票が他の政党へと流れてしまうので、
それを阻止できる。
しかし、
今の経済状況は、
マイナス金利導入の効果がないことや、
熊本地震の補償予算の必要性、
先週末のアメリカ雇用統計の影響での円高リスク等、
その他の要因も関係すると思われるけど、
消費税の増税を延期(先送り)したということは、
安倍総理自ら、
日本の破綻への延命を放棄したとも考えられる・・・。
消費税を8%から10%に増税したとするならば、
多少なりとも日本の破綻への延命ができるけど、
このままの8%ということは、
単純に、
その延命期間が短くなる。
その短期間で日本再生を考えることができるのかも疑問。
安倍総理は、
日本国民や日本という国家のことを考えるより、
自分の名声や総理大臣というプライドを守りたいだけに思えて仕方ない・・・。
経済破綻したとするなら、
国民金融資産で相殺し、
日本リスタートになるけど、
一部の政治家たちは、
パナマ文書の件みたく、
海外に資産を逃がしており、
痛くも痒くもない・・・というわけ。
本当に日本のことを考える政治家もいるかもしれないけど、
残念ながら、
今はいないのではないか?
小泉進次郎のJA解体には期待したいが、
間に合うのか?
そして、
農業の輸出によって日本再生の可能性を高めてほしい。