【キセキ ーあの日のソビトー】結末はわかっていても感動した。
先週、
映画を観ました。
↑ は文庫本です。
ストーリーはというと、
誰もが知っている「GReeeeN」のデビューまでと、
その直後の内容です。
メンバーが歯科医師で顔出しを一切しないという異色のボーカルグループ「GReeeeN」の代表曲「キセキ」の誕生秘話を、
松坂桃李と菅田将暉のダブル主演で描く青春ドラマ。
厳格な医者の父親の下を飛び出したミュージシャンのジンは、
父の思いを受けて歯科医師を目指していた弟ヒデの音楽の才能を知り、
ヒデとヒデの音楽仲間たちに自分の夢を託すことを決める。
歯科医師を目指しながら音楽もやりたいが、
そのことを恐ろしい父親に言い出せないジンとヒデは、
顔出しなしのCDデビューという作戦をとるが……。
「GReeeeN」の楽曲をプロデュースするJIN(ジン)を松坂、
弟でグループのリーダーを務めるHIDE(ヒデ)を菅田が演じる。
こちらより引用させて頂きました。
「GReeeeN」は今現在も、
一切顔を明かすことなく音楽活動を行っていますが、
映画では、
その理由や家族と仲間との葛藤を、
とてもわかりやすく描かれています。
結末はわかっていても、
とても感動しました。
JINの存在がカッコイイですし、
JINの在籍するBAND「High Speed (Boyz)」のヴォーカルとして松坂桃李は歌も披露しています。
何気に、
その歌も上手いです。
(加工してあるかは不明。)
その他、
「GReeeeN」の4つのeの意味についても、
触れられてもいたりもしています。
JINとHIDEの厳格な医者の父を小林薫が演じていて、
執刀した女子高生とのやり取り後の、
JINとHIDEが実家から出発するシーンに発する一言が、
どのような意味で発せられたのか、
映画ではとても気になります。
実際に、
「GReeeeN」の4人は、
現役歯科医としての仕事をされているとのことで、
「GReeeeN」デビュー前の学生時代の音楽活動と、
歯科医への学業の両立は大変だったと勝手に想像しています。
東日本大震災でお亡くなりになった方の検死(検視)をされたというエピソードがあるように、
歌詞同様、
とても真直ぐな人柄だと想像できます。
とにかく、
結末はわかっていても、
感動できる口コミや評判通り、
いやそれ以上に素晴らしい映画です。