【FinTechの衝撃】内容は少し難しいかもしれない…。
FinTechの衝撃
という衝撃的なタイトルの書籍を手に取ってしまいました。
サブタイトルに、
「金融機関は何をすべきか」
などと、
その業界に携わる人間には内容を知らない、
というわけにはいかないであろうと思います。
そして、
「金融史上最大の創造的破壊が始まった。」
とも記されています。
そもそも、
fintechとは、
fintech
ファイナンシャル テクノロジー(financial technology)の略で、
情報技術(IT)を駆使して金融サービスを生み出したり、見直したりする動きのことである。
ということです。
日本だけでなく、
海外の事例や、
今後の日本でも予想されることなどが細かく書かれています。
その中で個人的に印象に残ったこととしては、
- 融資審査は既にAIによって審査されていること
- 金融機関とIT企業の立ち位置
- JPモルガン・チェースやゴールドマン・サックスの戦略について
- ビットコインでも話題になったブロックチェーン技術について
等が細かく書かれていて印象的でした。
全体的に、
内容は少し難しいかもしれませんが、
読んでおかないと取り残されてしまう・・・、
と思います。
iphoneによって支払いができるapplepayや、
android端末でのandroidpayも、
fintechの一つですが、
従来の金融機関や金融商品や金融そのものがITによって、
かなりの速度で発展していくことが予想されます。
以前は、
楽天が銀行を保有できても、
銀行が楽天(のようなネットショップモール)を保有することができない、
というねじれ現象が生じていましたが、
昨年の法律改正によって銀行も金融以外のサービスが提供できるようになりました。
しかし、
そのfintechに人間が追いついていっていないのは致し方ありませんが、
現場の人間自身も、
現状をよく理解できていないことが自体が問題です。
金融業界の知識だけでなく、
IT業界にも精通している人間が、
今後は数年は求められるかもしれません。
色々と考えさせられます。
▲簡単な解説動画がありました▲